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君がいてよかった それは一番思うこと
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2016/05/01 Sun 23:50:38
今シーズンも終了、振り返りいきましょうねー。
因みに持ち越しプロはなしで!......と言おうとしてたら持ち越しプロが入ってしまった(昨シーズンは存在を知らなかった)ので、今シーズン初めて見た演技は今シーズンのプログラムということにします。勝手な人ですね。


【ショートプログラム】

5位 ニコラス・ナドゥー "フォー・ミー・フォーミダーブル"



ジュニアからの刺客その1。動画はJGPクロアチアから。ステップからキャメルスピンの前まで、キャメルスピン後のフリップの助走の直線あたりからが好きです。ホップや低い姿勢に振り付けが上手い具合に音楽にマッチしています。フリップを決めた直後のホップ、ラストのスピンでの音楽の"Can I Can I Can I..."という歌詞に合わせたウィンドミルが個人的ハイライト。ジュニアとは思えない完成度でした。

4位 宇野昌磨 "Legends"



ジョニーにやたら音楽をdisられ、テレビ局からは曲名が間違えられていたショート。動画はやたらリンクが曇っていたエリックから。フリーはあまり好きではなかったのですが、ショートはかなり好きな部類でした。ハイハットの音に合わせた脚の振り、ステップの一連の流れ、フィニッシュが特に好きな部分です。ステップに入る前の跳ねる部分がたまらん。

3位 ミハイル・コリヤダ "Nightingale Tango"



愉快な愉快なマスクメロン。ロシアンらしい小芝居とロシアンらしからぬ綺麗なジャンプで見事ランクインです。彼に関して声を大にして言いたいのは、3Lzがめっちゃ綺麗、ということ。特にこのショートでは真骨頂のような3Lzを跳んでいます。これは最低でも+2は欲しいところ。最後のビールマンで盛り上げて終わるのもなかなかニクい演出ですねえ。いないいないばあフィニッシュ好きです。

2位 ハビエル・フェルナンデス "マラゲーニャ "



2シーズン続いたコミカル路線とは正反対の、世界王者らしい威厳のあるプログラム。細かい手の振りが凝っています。そしてどんなに失敗しようと3Aさえ決まればその後のステップからフィニッシュの畳み掛けでめちゃめちゃカッコよく終われるという卑怯なプログラムでもあります(ほめ言葉)。正直持ち越しするか五輪シーズンで再利用してもらっても一向に構わないレベルです。完璧な演技が見たかった。

1位 デニス・ヴァシリエフス "踊るリッツの夜"



ジュニアからの刺客その2。動画は母国ラトビアでのJGPのものです。3Aの転倒はありますが、ジャンプ以外の部分は非常にいい出来だったので。有り余る表現力を存分に生かしたプログラムです。彼の場合、羽生さん並みの落差でフリーだと薄味になってしまうのが難点ですね。しかしこのショートは素晴らしい。シーズン後半は少しステップが元気なかったり音ハメが完璧じゃなかったりと、このプログラムの良さが半減していたので残念でした。おそらくこれは持ち越すのかな?来季はシニアですよね多分。どんなプログラムがくるか今から楽しみです。

【フリースケーティング】

5位 グラント・ホクスタイン "レ・ミゼラブル"



動画は観客大発狂のボストンワールドより。壮大なイーグルで鳥肌立つやつ。3Lzのあとの腕を伸ばして残すところがまず第一の好きなポイントです。低い姿勢から入るキャメルスピンもはっとします。そして後半のジャンプ連続地帯は、全部決まったら観客発狂不可避ですよね。まして地元開催、しかもアメリカですから。観客がこうなるのは大体予想付いてました。今季大きく成績を伸ばしましたが、来季から果たしてワールドに出場できるか。ジョシュアブラウンネイサンが順調なら少し厳しい気がしますが、なんとか頑張って欲しいところです。

4位 羽生結弦 "SEIMEI"



動画はNHK杯から。GPFの方がスコアはちょっと高いですが、3Lz~シットスピンの流れ以外はこっちの方が好きです。これまでは体力が持たなかったことやプログラム自体が微妙な感じなのもあってか、あまり好きではなかった羽生さんのフリーですが、今季はかなり良かったと思います。何よりも体力が持つようになってきたことが大きいですね。ようやくステップとコレオシークエンスは見せ場だ!と認識してくれたような気がします。このプログラムの中で一番好きなのは3A+1Lo+3Sの前の右腕です。コレカッコよすぎません?ワールドではちょっと振りが変わって式神を飛ばすような動きになってましたが、あっちも好きです。ワールドの公式練習が一番調子よかったやつ。来季は何が来るでしょうね。ここは今までこなかった路線の明るいのが見てみたいです。

3位 ケヴィン・エイモズ "Torn + Resolve"



ジュニアからの刺客その3。びよーんと伸びる衣装、独特の動き、素晴らしい音ハメ、全てツボでした。惜しむらくは彼はジャンプの軸が行方不明すぎてプログラムが途切れまくること。動画は比較的ジャンプがマシで動きもよかったJGPラトビアより。いつかはジャンプも入って音ハメ完璧な演技を見てみたいです。そしてこれ、実は昨シーズンから使ってたんですね。存在を知らなかったので、どうか彼はジャンプを頑張ってGPSに出られるレベルになってほしいです。でもフランスだしエリックがなくならない限りは地元選手として1枠は確保できるか。

2位 パトリック・チャン "ショパンメドレー"



動画は神と化した四大陸から。前半の出来はスケカナのが上かも。そのスケーティングを存分に生かしたプログラムです。繋ぎはソチシーズンの四季の方がモリモリだってのは散々言われてますが、どちらが好きかと言えば断然こちら。多分偶然というか音楽から遅れたからだと思うのですが、この演技では3Sの着氷のときにピアノの音が鳴るのが鳥肌立ちます。他の演技を見ていると本来なら離氷のときに鳴るのが正しいんでしょうけど。来季は4Sを入れるらしいのでノーミス率は下がると思いますが、どうかまた完璧な演技を見せて欲しいです。

1位 アダム・リッポン "ビートルズメドレー"



最初はそんなでもなかったけどシーズンが進むにつれてどんどん好きになっていったやつ。動画は例によってボストンワールドより。メドレーとなっておりますが、曲目はBecause、Get Back、Black Bird、そしてSgt. Pepper's Lonely Hearts Club Bandの4曲になります。スケカナ以前は3曲目がYesterdayでしたが、振り付けは殆ど変わらぬまま曲だけBlack Birdに差し替えられました。メドレープロの曲差し替えは割とリスクが大きいと思ってるのですが、このプログラムに関しては成功だったと思います。同時に衣装も赤主体のものからスケスケ紫へと変化を遂げました。どちらも嫌いではないですが、後者の方がインパクトはあると思います。ただ、Get Backのステップ部分も振り付けが変化していて、そこに関しては変化前の方が良かったかなと。Get Back!のボーカルに合わせた動き、アレは2回の方が絶対いいと思います。そのあとの立ち膝になるところもなくなりましたが、あった方がメリハリが付いていいと思ってます。まあ変化後も嫌いじゃないですけど。とりあえずそんな感じかなー。あ、3連のあとの綺麗な処理が大好きです。ワールドのやつが一番出来が良かった。


相変わらずの北米男子率。アメリカ男子は飛び抜けた人がいないんですが、それでもいいプログラム持ってくるんですよねえ。来季はブラウンファリスアボットが見れるだろうか。
今シーズンもこれで終わりです。新プロも徐々に明らかになりつつある来季に向け、力を蓄えておきましょう。来季は全カテゴリに手を出していきたいと思っています。寝不足なりそうですけどね。ま、その辺は適当に。おつー。
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